厚生労働省という国の重要な機関で、大規模なデータ消失トラブルが発生したというニュースが入ってきました。私たちが普段の仕事や生活で使っている便利なツールでも、意外な落とし穴があることを教えてくれる出来事です。今回はこのニュースの概要と、そこから学べる教訓を分かりやすくひも解いていきます。
【ニュースの要点まとめ】
- 何が起きた?:厚生労働省内で使われていたチャットツール「Microsoft Teams」のデータが消えてしまった。
- 消えた期間は?:2023年1月4日から2025年10月29日までの、約2年10カ月分。
- 原因は?:システムの管理を任されていた企業(東芝)による作業中のミス。
- 今の状況は?:消えたデータの中には重要な行政文書も含まれており、一部は元に戻すこと(復元)が難しい状態。
難しい言葉をサクッと解説!
「Microsoft Teams」とは?
LINEのビジネス版のようなイメージで、会社や組織の中でメッセージを送ったり、Web会議をしたり、ファイルを共有したりするための便利なアプリケーションです。コロナ禍をきっかけに、多くの企業や役所で当たり前のように使われるようになりました。
「システム運用委託」って何?
大きな組織が自分たちだけでコンピューターのシステムを安全に動かし続けるのは、専門知識が必要でとても大変です。そこで、専門のIT企業に「システムが止まらないようにお世話をお願いします」と頼むことを「運用委託」と呼びます。今回は、そのお願いされていたプロの企業側でミスが起きてしまったという事態です。
私たちの生活にはどんな影響や教訓がある?
このニュースを聞いて、「国のシステムや大企業のサービスなら絶対にデータは消えないだろう」という思い込みは危険だということが分かります。システムを操作しているのは人間である以上、ヒューマンエラー(人間のミス)はどうしても起こり得るからです。
これは私たちの日常生活にもそっくりそのまま当てはまります。例えば、スマートフォンの大切な写真や、仕事で作った大事な書類などを「クラウド(インターネット上の保存場所)に置いているから安心!」と過信していませんか?
万が一、サービス側でトラブルが起きたり、自分自身で誤って消してしまったりしたときに備えて、「本当に失いたくないデータは、手元のハードディスクや別の場所にもう一つコピー(バックアップ)をとっておく」という習慣をつけることが、自分を守るための最大の防衛策になります。
シュナちゃん編集長のここがポイント!
国のシステムでもデータが消えちゃうなんて、本当にびっくりだワン!「プロに任せているから絶対に大丈夫」なんてことはないんだって、改めて勉強になったワンね。
みんなのスマホに入っている大切な家族の写真や、お仕事のデータも、いつどうなるか分からないワンよ!今日をきっかけに、大切なデータのバックアップがちゃんとできているか、一度見直してみてほしいワン。備えあれば憂いなし、だワン!
